Windowsでファイルのバックアップをするときに使用するコマンド「robocopy」の解説をします。
こちらの記事は「robocopy, 差分, コピー, オプション, おすすめ」のワードで検索が多いようです。
おすすめの差分コピーオプション
robocopy コピー元 コピー先 /FFT /NP /E /MIR /XJF /XJD /R:3 /W:3 /LOG:ログ出力先
robocopyとは
WindowsServer2008以降で標準で入っているコマンドです。xcopyの後継として開発されました。主な用途はファイルのバックアップです。
基本構文
以下が基本構文です。
robocopy <コピー元> <コピー先> [<ファイル>[ ...]] [<オプション>]
robocopy コピー元 コピー先 だけでも動きます。
おすすめの差分コピーバッチファイル
以下の内容をWindowsのメモ帳で書いて拡張子をbatに変更すれば差分コピーのバックアップバッチファイルの出来上がりです。
set copySrc=C:\コピー元\ set copyDst=D:\コピー先\ set copyOption=/FFT /NP /E /MIR /XJF /XJD /R:3 /W:3 set logPath=D:\バックアップログ.log robocopy %copySrc% %copyDst% %copyOption% /LOG:%logPath%
変数にパスを入れて使い回しができるようにしています
使っているオプションの解説
- FFT・・・FATファイル
- NP ・・・コピー操作の進行状況を表示しないようにする
- E ・・・コピーのサブディレクトリ。 空のディレクトリが自動的に含まれます。
- MIR・・・ディレクトリ ツリーをミラー化
- XJF・・・ファイルの接合ポイントは含まれない。
- XJD・・・ディレクトリの接合ポイントは含まれない。
- R:3・・・失敗したコピーの再試行回数を指定します。ここでは3回
- W:3・・・再試行間の待ち時間 (秒) を指定します。ここでは3秒
まとめ
おすすめのコマンドで楽にバックアップをしましょう。robocopyは他にもオプションが豊富にあるので一度全て見てみるのもいいと思います。
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