オフライン環境で時刻同期ができないPCを別のPCまたはサーバーと時刻同期する方法を紹介します。
一番簡単なコマンドプロンプトで行う方法
コマンドプロンプトを管理者として実行で開く
net time \\192.168.0.100 /set /y
上記を入力してエンター
「/set」は同期を取りたいPC、サーバーの時刻をセットする意味になります。
「Y/N」の確認メッセージが不要であれば、上記のように「/y」を付けます。
IPアドレスは同期を取りたいPC、サーバーのIPアドレスに変更してください。
バッチファイルで行う場合
メモ帳アプリを開き下記を入力します。
net time \\192.168.0.100 /set /y
名前を付けて保存でファイルの種類をすべてのファイルに変更して「時刻同期.bat」で保存します。
.batより前のファイル名は何でもOKです。
保存したバッチファイルを右クリックして「管理者として実行」をクリックします。
時刻同期したいPC、サーバーと同期がとれます。
作成したバッチファイルを自動で実行する方法
ここでは「タスクスケジューラ」を使って自動実行する方法を載せます。
管理者権限でないと実行できないので作成したバッチファイルをC:\Windows\System32のフォルダに入れます。
C:\Windows\System32\時刻同期.bat
次にタスクスケジューラを起動します。Windows管理ツールから「タスクスケジューラ」をクリックします。
操作から「タスクの作成」をクリックします。
全般タブ
名前に「時刻同期」と入力します。(何でもOKです。)
下記2つにチェックを入れます。
- ユーザーがログインしているかどうかにかかわらず実行する
- 最上位の特権で実行する
トリガータブ
トリガータブをクリックします。
新規をクリックしてタスクの開始を「ログオン時」に変更して「OK」をクリックします。
操作タブ
操作タブをクリックします。
新規をクリックしてプログラムの参照の箇所をクリックして
先ほど保存したバッチファイルを選択してOKをクリックします。
C:\Windows\System32\時刻同期.bat
条件タブ
条件タブはなにも変更しません。
設定タブ
設定タブをクリックします。
・タスクを停止するまでの時間のチェックを外します。
右下のOKをクリックします。ログインパスワードを入力します。
以上の設定でログオン時に自動実行できるようになります。
まとめ
- コマンドプロンプトで実行する方法
- バッチファイルを手動実行する方法
- タスクスケジューラで自動実行する方法
上記3つの方法を紹介しました。インターネットに接続していないパソコンの時刻同期の方法でした。
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